けっこう毛だらけ時々蟲

生き物大好きおばさんと猫3匹、時々蟲の蠢く日常

ねーちゃんを送って~強制的転換

ねーちゃんの旅立ちに、お悔やみや労いのお言葉をたくさん、ありがとうございました。

へそ天ねー
まだ点滴もしていない頃、コロコロむちむちパンパン時代のねーちゃん。珍しいへそ天姿。

16日、ねーちゃんを送りました。
火葬車に自宅まで来てもらって、お骨あげ。
やせてガリガリ、骨皮筋衛門なんて懐かしい言い方を思い出すくらいだったので、焼いたら骨も残ってないんじゃないかと思っていたのですが、歯までキレイに残っていました。

治療や強制給餌を受け入れてくれる子だったら、もっともっと長く一緒にいられたのにな…でもそれをしなかったのがねーちゃんなんだから…19日の長いお別れの時間は、私の気持ちを整理するのにも十分な長さでした。

生前は、「ちょっとアレ」だったねーちゃん。
旅立つタイミングは、絶妙の、ここしかないというタイミング。

最期の瞬間は見せてくれなかったけど、私が午後は帰ってこれて、翌日は、忙しいこの時期には信じられないぐらい、ぽっこりと1日休みが取れた日。
朝から花を買ってきて、とりあえず収めた箱はあんまりきれいじゃなかったから、ねーちゃんが大好きだった着物を包むたとう紙の真っ白のを切ってつつみなおし、なぜか大好きだった私のレッグウォーマーと、点滴をやめてからでもちょっとだけ食べられた庭の草をいっぱい、一緒に入れました。

できるだけ一緒にいたかったので、火葬車に来てもらうのは夕方4時にしました。
お骨をあげるところまでは、しようとおもっていました。それで気持ちの区切りをつけられるかと思ったからです。
お骨をあげて、引き取らないというのはあまりないケースのようで、業者の方に確認されました。
お守りになるという、お骨を入れるキーホルダーには、シッポの骨を入れてもらっていただきました。

夕方4時まで、保冷剤なんかいらないぐらい、涼しく気持ちのいい日でした。

最後の19日間だけでなく、調子を崩した4月の初めごろからずっと、ねーちゃん中心の日々でした。
「ねーちゃんシフト」だった日常を、その前の状態に、ゆるゆると戻しながらお別れの時間を待ちました。

普段は2階のベッドで寝ていますが、2階にあがれないねーちゃんだけ1階に残すのが嫌で、布団を1階の和室におろして寝ていました。
1階のお布団
ベッドに戻すまでの、1階のお布団を満喫するぴーちゃん。

毎晩、平日の晩ご飯も、休日前の晩酌も、ねーちゃんが膝に乗ってこれるように座椅子にしていたのをやめて、テーブルで晩酌。
その夜なー
たぶん、私がいてもいなくても、なーちゃんはここで玄関の扉にヤモちゃんが出てくるのを見張っていたと思いますが…。

翌日、梅雨明け。そして前日の涼しさが嘘のように猛暑になりました。
簾を吊り、テラスや出窓にはサンシェードをつけ、めだか鉢を日陰に移動。家全体、大急ぎで夏仕様に切り替えました。
ちょうど買い置きのリンゴがなくなったので、朝食メニューもリンゴ&チーズから、プルーンとキウイとパイナップルのはちみつマリネのヨーグルトがけに。
夏の朝ごパン
何もかもいっぺんに、夏仕様に変わりました。
なんだか半分強制的に、気持ちを切り替えさせられているような…。

点滴や強制給餌を続けることができたとしても、最近の異常なまでの猛暑を乗り越えるのは無理だろうと思っていました。
この3日間、こうなることを予見していたの?というぐらい、耐えきれない暑さになる前に、私が仕事を休めることがわかっていたかのように、見事なタイミングで旅立っていったねーちゃん。
猫ってすごいんだなと思います。

お花や草に囲まれたねーちゃんを2回ほど見に来たぴーちゃん。
前よりちょっとおしゃべりになり、甘えっこになったような気がしますが、食欲もあって普通に過ごしてくれています。
その夜
夜はソファで一緒に寝たいらしい。ここで寝ると夜中まで爆睡しちゃって危険なんだが、ぴーちゃんのお誘いは断り切れない…。

ねーちゃんにはちょっと遠慮してたっぽいなーちゃんも、ちょっとおしゃべりになったような…。
相変わらずにょろんと細長いですが、食欲旺盛。食べ過ぎがっつきリバースを警戒して、ちょっとずつしかカリカリをもらえませんが、めげずに何度も要求します。
サンルームでがんばる
日中は、5分で熱中症、10分で死ぬよ⁉というサンルームも朝はまだマシ?ギリギリ限界まで日陰でがんばるなーちゃん。
そこはましかもしれないけど、もう入り口を閉めて、雨戸、ガラス戸、障子の3層ガードにしないと隣の和室まで灼熱地獄になるんだよ~!

ぴーちゃん、なーちゃんが今までと変わらずいてくれることにも感謝。
まだまだふとしたきっかけに泣いてしまう、私が一番ダメダメですが、2にゃんと一人でボチボチとやっていきます。
スポンサーサイト



ぴー&ねー&なー | コメント:12 |

ねーちゃん

ねーちゃんが、亡くなりました。

ねーちゃん2

今日は朝から警報が出て、ちょっとゆっくりと出勤。午後は休んで帰ってきました。

ねーちゃん1

待っててね、って言ったのに、待っててくれなかったねーちゃん。
弟が、猫は最後のタイミングは自分で決めてるみたいに思う。ねーちゃんは、最後の一瞬は、見せたくなかったんだろう、と説明してくれました。

日向ぼっこ

やせてガリガリですが、大好きな窓辺で日向ぼっこ。

のぼせた

暑くなったら陰に入って入って涼んでたり。

ヨタヨタですが、好きなところで寝て、夜は私の膝でご飯やウトウトに付き合ってくれていました。
昨日から、もう自分では動けなくなって、座椅子でずっと横になっていました。できる限り、膝に乗せて、一緒に過ごしていました。

今日は、朝から警報が出るぐらいの大雨だったけど、私が出かけるころには日が差してきました。

日向ぼっこできるように、いつもの窓辺に座椅子ごと、暑くなりすぎないように、すぐに日陰になりそうなところに運んでやりました。
出かけるときに声をかけて、なんかねーちゃん笑ってるみたい、って思ったのが、たぶんねーちゃんのサヨナラだったと思います。

点滴、投薬、強制給餌をやめて19日。
思っていたよりも長いお別れの時間をくれました。
覚悟はできていたけれど、やっぱり悲しくて、悲しくて悲しくて、さっきからずっと泣いています。

一緒に見守ってくださった皆様。
あまりマメにご報告もできず、ご心配ばかりおかけしていたことと思います。
最後の19日。本当におだやかな日々を過ごすことができました。
私にとっても、たぶん、ねーちゃんにとっても、これでよかったんだと思います。
ありがとうございました。心から、お礼申し上げます。
ぴー&ねー&なー | コメント:8 |

ある決断

6月の初旬はまだ食欲もあって点滴週2ペースにできていたねーちゃん。
第2週からガクッと状態悪くなって、隔日の点滴と強制給餌の日々になりました。
14日に弟が血液検査してくれた結果は、クレアチニンは5.62。もっとすごいことになっているかと思いましたがそれほどではなく、しばらく隔日の点滴を続けていたら、状況改善すると思っていました。少しでも腎臓に負担をかけないように、強制給餌するのも、ロイカナのレトルトパウチの療養食フードに変えました。
ねーちゃんは点滴も怒るけど、強制給餌も嫌がります。食べたら元気になるんだよ、と言いながら、なんとか小さなスプーン1杯分ぐらい、朝夕の薬の前に食べさせました。
点滴すると、抗議のよだれが泡のように口の周りに吹き出し、胸毛のコートがべちょべちょになります。点滴後はたぶんだるさもあるのでしょうが、丸1日怒って、箱座りで動かず、口の下は胸毛コートもそろえた前足の先もその下の敷物もよだれでぐっしょりになりました。2階に引きこもってずっと箱座りで動かず、1階にはよほど機嫌のいい時しか降りてこなくなりました。
点滴翌々日はようやく機嫌もなおって、夜の薬の後はお尻をトントンしてもらって喜んで、ちょっとゴロゴロ喉を鳴らしてくれることもありました。
でも翌々日はもう点滴しないといけない。また点滴しては怒って2階に引きこもります。ガクッと状態が悪くなった時には脱水症状も出始めました。隔日で点滴しても、一向に脱水症状はよくならない。毛づくろいする元気もないようで、強制給餌の後、口の周りをぬるま湯を含ませたペーパータオルで拭くぐらいではキレイにならず、口の周りが汚れて黒ずんで取れなくなりました。いつもよだれでべちょべちょの胸の毛や前足の先も薄汚れたままです。
6月26日夜、点滴翌々日なのに、お尻トントンしても喜んでくれなくなりました。翌27日、2階のトイレの中に座り込んでいるのを見て、決断しました。

もう、サヨナラを先送りするための治療はしない。ねーちゃんが嫌がる点滴、強制給餌、投薬も、すべてやめることにしました。
点滴が2週間に一回から週に一回になり、自分で点滴をするようになってから、ずっとそう思っていました。

弟にも伝えて、了承してもらいました。尿毒症が進むと痙攣が出るかもしれないと、痙攣止めの座薬をすぐに持ってきてくれました。その座薬と引き換えに、残りの点滴セットを全部返しました。

トイレスロープ
トイレに入る段差をできるだけなくすよう、箱やら角材やらすのこやらでスロープを作り、上にマットを乗せました。写真だと傾斜がわかりにくいなあ。この後、トイレの中にも古い段ボール爪とぎを手前側に入れ、ペットシーツでくるんで砂をいっぱい入れて、中の段差もなくしました。

ねーちゃんがいるこの部屋に布団を運び、夜も近くで寝るようにしました。夜中、ねーちゃんが布団の上に乗って寝ている気配がありました。もうベッドには乗れなくなっていたので、久しぶりに一緒に寝てくれました。

トイレから出られないくらい、衰弱していると思っていたのですが、3日ほどしたら、自分から1階に降りてきました。
窓辺外から
前からお気に入りの、この窓辺で、日向ぼっこをするようになりました。
帰ったら、もう冷たくなっているかもしれない、お願い、今日も帰るまで待っていてね、と心の中で話しかけながら出勤します。
仕事もそこそこ忙しい時期なので、定時に出られないこともありますが、ねーちゃんはちゃんと待っていてくれました。

窓辺のお気に入り場所
窓辺や、リビングに置いたお布団か、座椅子のどこかで寝て、時々水を飲みにご飯コーナーかお風呂に行きます。
もう自分では飲めないので、シリンジで補水します。それだけは嫌がらずにさせてくれます。

お風呂に入ると、以前のようにやってきて水を飲みたがります。
湯船をのぞく
湯船をのぞいて飲みたそうにしますが、シリンジがないので飲ませられません。ねーちゃんがあきらめて出て行くまで付き合います。

私が座椅子に座ると、膝に乗ってくることもあります。できるだけ、家事をさっさと済ませて、座椅子に座る時間を長くとっています。
ねーちゃんとネット
今もねーちゃんと一緒にブログアップ。時々水を飲みたそうにするので、シリンジで補水、また膝の上に戻ってきます。

週末はねーちゃんと晩酌。
ねーちゃんと晩酌

スロープをつけたトイレもリビングに置いてありますが、どうもそれを使ってるのは位置と量からしてぴーちゃんっぽい。ねーちゃんは今まで通り、スロープをつけてない方のトイレでしているっぽい。
食べられないのでフラフラ、よたよたですが、少し歩いては座って休憩しながら、自分が行きたいところ寝たいところで寝ています。
隔日の点滴や強制給餌をする必要がなかったころにしていたのと同じ日々を送ってくれています。自分で水が飲めないことと、もう食べ物には一切関心を示さないこと以外は。

明日からはまた出勤。日中長いことねーちゃんを待たせないといけません。お願いだから、旅立つのは私がいるときにして…今はそれだけを祈っています。

何かを感じ取っているのか、あんなにねーちゃん大好きでかまっては怒られていたぴーちゃんが、ねーちゃんに全然かまわなくなりました。毛づくろいしようともしないで、ちょっと匂いを嗅ぐ程度で離れていきます。
へそ天ぴー
ねーちゃんをそっとしておいてくれることと、お気楽なへそ天ポーズに癒されます。

なーちゃんも、何か感じているのかな?
縁側なー
歯磨きタイムなど、私を独占できるときは必ずやってきてかまってほしがりますが、ねーちゃんが膝に乗っている時は近寄ってきません。
ちょっとコワイおねーちゃんだけど、心配してくれてるのかな。
ぴーちゃんもなーちゃんもありがとう。

いつものことですが、長々とすみません。最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
ねーちゃんを、私と一緒に、静かに見守っていただけたらと思います。
ぴー&ねー&なー | コメント:13 |
| ホーム |