けっこう毛だらけ時々蟲

生き物大好きおばさんと猫3匹、時々蟲の蠢く日常

ある決断

6月の初旬はまだ食欲もあって点滴週2ペースにできていたねーちゃん。
第2週からガクッと状態悪くなって、隔日の点滴と強制給餌の日々になりました。
14日に弟が血液検査してくれた結果は、クレアチニンは5.62。もっとすごいことになっているかと思いましたがそれほどではなく、しばらく隔日の点滴を続けていたら、状況改善すると思っていました。少しでも腎臓に負担をかけないように、強制給餌するのも、ロイカナのレトルトパウチの療養食フードに変えました。
ねーちゃんは点滴も怒るけど、強制給餌も嫌がります。食べたら元気になるんだよ、と言いながら、なんとか小さなスプーン1杯分ぐらい、朝夕の薬の前に食べさせました。
点滴すると、抗議のよだれが泡のように口の周りに吹き出し、胸毛のコートがべちょべちょになります。点滴後はたぶんだるさもあるのでしょうが、丸1日怒って、箱座りで動かず、口の下は胸毛コートもそろえた前足の先もその下の敷物もよだれでぐっしょりになりました。2階に引きこもってずっと箱座りで動かず、1階にはよほど機嫌のいい時しか降りてこなくなりました。
点滴翌々日はようやく機嫌もなおって、夜の薬の後はお尻をトントンしてもらって喜んで、ちょっとゴロゴロ喉を鳴らしてくれることもありました。
でも翌々日はもう点滴しないといけない。また点滴しては怒って2階に引きこもります。ガクッと状態が悪くなった時には脱水症状も出始めました。隔日で点滴しても、一向に脱水症状はよくならない。毛づくろいする元気もないようで、強制給餌の後、口の周りをぬるま湯を含ませたペーパータオルで拭くぐらいではキレイにならず、口の周りが汚れて黒ずんで取れなくなりました。いつもよだれでべちょべちょの胸の毛や前足の先も薄汚れたままです。
6月26日夜、点滴翌々日なのに、お尻トントンしても喜んでくれなくなりました。翌27日、2階のトイレの中に座り込んでいるのを見て、決断しました。

もう、サヨナラを先送りするための治療はしない。ねーちゃんが嫌がる点滴、強制給餌、投薬も、すべてやめることにしました。
点滴が2週間に一回から週に一回になり、自分で点滴をするようになってから、ずっとそう思っていました。

弟にも伝えて、了承してもらいました。尿毒症が進むと痙攣が出るかもしれないと、痙攣止めの座薬をすぐに持ってきてくれました。その座薬と引き換えに、残りの点滴セットを全部返しました。

トイレスロープ
トイレに入る段差をできるだけなくすよう、箱やら角材やらすのこやらでスロープを作り、上にマットを乗せました。写真だと傾斜がわかりにくいなあ。この後、トイレの中にも古い段ボール爪とぎを手前側に入れ、ペットシーツでくるんで砂をいっぱい入れて、中の段差もなくしました。

ねーちゃんがいるこの部屋に布団を運び、夜も近くで寝るようにしました。夜中、ねーちゃんが布団の上に乗って寝ている気配がありました。もうベッドには乗れなくなっていたので、久しぶりに一緒に寝てくれました。

トイレから出られないくらい、衰弱していると思っていたのですが、3日ほどしたら、自分から1階に降りてきました。
窓辺外から
前からお気に入りの、この窓辺で、日向ぼっこをするようになりました。
帰ったら、もう冷たくなっているかもしれない、お願い、今日も帰るまで待っていてね、と心の中で話しかけながら出勤します。
仕事もそこそこ忙しい時期なので、定時に出られないこともありますが、ねーちゃんはちゃんと待っていてくれました。

窓辺のお気に入り場所
窓辺や、リビングに置いたお布団か、座椅子のどこかで寝て、時々水を飲みにご飯コーナーかお風呂に行きます。
もう自分では飲めないので、シリンジで補水します。それだけは嫌がらずにさせてくれます。

お風呂に入ると、以前のようにやってきて水を飲みたがります。
湯船をのぞく
湯船をのぞいて飲みたそうにしますが、シリンジがないので飲ませられません。ねーちゃんがあきらめて出て行くまで付き合います。

私が座椅子に座ると、膝に乗ってくることもあります。できるだけ、家事をさっさと済ませて、座椅子に座る時間を長くとっています。
ねーちゃんとネット
今もねーちゃんと一緒にブログアップ。時々水を飲みたそうにするので、シリンジで補水、また膝の上に戻ってきます。

週末はねーちゃんと晩酌。
ねーちゃんと晩酌

スロープをつけたトイレもリビングに置いてありますが、どうもそれを使ってるのは位置と量からしてぴーちゃんっぽい。ねーちゃんは今まで通り、スロープをつけてない方のトイレでしているっぽい。
食べられないのでフラフラ、よたよたですが、少し歩いては座って休憩しながら、自分が行きたいところ寝たいところで寝ています。
隔日の点滴や強制給餌をする必要がなかったころにしていたのと同じ日々を送ってくれています。自分で水が飲めないことと、もう食べ物には一切関心を示さないこと以外は。

明日からはまた出勤。日中長いことねーちゃんを待たせないといけません。お願いだから、旅立つのは私がいるときにして…今はそれだけを祈っています。

何かを感じ取っているのか、あんなにねーちゃん大好きでかまっては怒られていたぴーちゃんが、ねーちゃんに全然かまわなくなりました。毛づくろいしようともしないで、ちょっと匂いを嗅ぐ程度で離れていきます。
へそ天ぴー
ねーちゃんをそっとしておいてくれることと、お気楽なへそ天ポーズに癒されます。

なーちゃんも、何か感じているのかな?
縁側なー
歯磨きタイムなど、私を独占できるときは必ずやってきてかまってほしがりますが、ねーちゃんが膝に乗っている時は近寄ってきません。
ちょっとコワイおねーちゃんだけど、心配してくれてるのかな。
ぴーちゃんもなーちゃんもありがとう。

いつものことですが、長々とすみません。最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。
ねーちゃんを、私と一緒に、静かに見守っていただけたらと思います。
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ぴー&ねー&なー | コメント:13 |
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コメント

ねーちゃんに元気になってもらうため頑張ってきたハッブルさんの葛藤。
そう決めてからのハッブルさんの新たな不安。覚悟。
それがどれほどのものか、まだ経験のない私が、お気持ち分かります、なんて言ったところでそんなの全然、ハッブルさんの気持ちなんて到底わかりっこない。今どんな言葉が適切か、どんな言葉がハッブルさんの心を元気づけられるのかも分かりません。祈ることしか。ねーちゃんとハッブルさんが1日でも多く過ごせるよう、さいごまで一緒に過ごせるよう、祈っています。もぅ、寂しい、寂しい。祈っています。
乱文でごめんなさい。
2021-07-05 Mon 00:48 | URL | のりたいこ [ 編集 ]
医療行為や強制給餌が大嫌いなねーちゃんのための決断。
本当に、ここい至るまではものすごい葛藤があったと思います。
どうしても、人間としては少しでも長く一緒にいたいから
すがるような気持ちでいろいろやってしまいますよね。
ここでねーちゃんのQOLを最優先することにしたハッブルさん、大英断だと思います。
本来は「枯れるように逝く」ことが理想だけれど
なかなかそれをフォローできる獣医はいないという獣医さんの言葉を
最近読んだばかりでした。ずーっとハッブルさんのことが大好きなねーちゃん。
穏やかに一緒にいられる愛おしい時間が少しでも長く続きますように。
辛いとき、吐き出したくなったときはいつでもご連絡くださいね。
2021-07-05 Mon 08:59 | URL | usainu [ 編集 ]
ぴーちゃんなーちゃんも見守ってくれてるんですね
ねーちゃん それでも穏やかに過ごしてるのはハッブルさんと
一緒にいられることが良いこと幸せなんだと思います
2021-07-05 Mon 10:27 | URL | みきたろう [ 編集 ]
痛くないように苦しくないように。生とし生けるモノの願いですよね。
最期の最期まで延命治療をするのも少しでも辛くなく楽に旅とてるようにするのもどちらも正しいと思います。
が・再発がんサバイバー&寝たきり管付きの身内を見送ったv-510はハッブル様の決断を尊重させて頂きます。
お互いいっぱい頑張りましたもん、ハッブル様が体を壊さないよう、ねーちゃんが苦しくないよう、祈っていますからね~=^_^=/。
2021-07-05 Mon 16:31 | URL | candelaとしこ [ 編集 ]
ハッブルさんのお気持ちが、手に取るようにわかって、なんて言葉をかけたらよいやら、何度も読んで何度もコメントを書いては消し書いては消し…どうかどうか、ねーちゃんがしんどくありませんようにと祈るしかありませんでした。

私にはそれができなくて、きららに経鼻チューブを装着して、高栄養のフードを入れたり、前日まで自宅点滴をしたりしていました。
きららが逝く前日に、きららと同い年で、同じようにガンではないかといわれたうにちゃんという猫は、飼い主さんが自然死に近い形を望んで、点滴も強制給餌もやめました。
穏やかに眠るような最期だったそうです。
私がジタバタしていたきららも、結局は後を追いようなことになってしまって…。
どちらがいいのか正しいのかなんて、誰にも言えないことですが、私はきららの最期は、引き戻せたかもしれないけど、引き戻しませんでした。
回復の見込みがないのであれば、つらい時間を延ばすだけですし、むしろ楽になるなら、その方がいいとさえ思いました。
ねーちゃん、どうしていますか…しんどくないように祈っています。
2021-07-08 Thu 19:19 | URL | [ 編集 ]
毎日一緒にいるからこそ、
たくさんたくさん考えて
ねーちゃんを思う決断をされたんでしょうね。
ぴーちゃんのなーちゃんもわかってるんだろうな。
優しく見守ってくれてますね。
ハッブルさんとねーちゃんが一日でも多く
穏やかに過ごせるように願ってます。
ねーちゃんの事、遠くから見守ってます。
2021-07-08 Thu 20:20 | URL | しろぱん [ 編集 ]
すみません…しろばんさんの上の名無しは、私です。
2021-07-09 Fri 18:40 | URL | きらちろママ [ 編集 ]
のりたいこさん、こんばんは。
祈ってくださって、ありがとうございます。
今はそれだけで十分嬉しいです。
点滴や強制給餌していたころは、毎日毎回悩んで迷ってましたが、今はねーちゃんと一緒に穏やかに毎日を過ごしています。
これでよかったんだと思います。
2021-07-10 Sat 19:40 | URL | ハッブル [ 編集 ]
usainuさん、こんばんは。
ありがとうございます。
QOL…ホントにそうです。点滴や強制給餌でストレスいっぱいの毎日を延々続けるのよりも、日々よたよた感が増して何にも食べられないけど、好きな場所で寝て、お風呂をのぞきにきて、怒ったりすねたりしないで穏やかに過ごせる今のほうがずっとQOLは高いと思うのです。
何より、大嫌いな医療行為をする私を嫌いになってほしくなかったというのが一番かもしれません。
決断を伝えると、弟もすぐに認めてくれました。最後まで穏やかに過ごせることを祈りつつ、一緒に見守ってくれています。
2021-07-10 Sat 19:50 | URL | ハッブル [ 編集 ]
みきたろうさん、こんばんは。
ありがとうございます。
ぴーちゃんなーちゃん、今もねーちゃんに構うことなく、そっとしておいてくれています。
点滴や強制給餌をする私を嫌いになってほしくない、という、私のワガママも半分あるのかもしれませんが、ねーちゃんが穏やかに過ごしてくれているので、これでよかったんだ、と思っています。
2021-07-10 Sat 19:53 | URL | ハッブル [ 編集 ]
としこさん、こんばんは。
ありがとうございます。
ねーちゃんが、点滴や強制給餌を受け入れてくれる子だったら最後の最後まで一緒にがんばったと思います。
でもねーちゃんは最初っからどちらも拒否に近い反応。もう体力も落ちてヘロヘロなのに、全身で拒否や怒りを表していました。
それらを一切やめた後は、怒ることもすねることもなく、淡々と日々を過ごしています。
どうぞ最後まで、祈ってやってくださいませ。
2021-07-10 Sat 19:58 | URL | ハッブル [ 編集 ]
きらちろママさん、こんばんは。
お名前がなくても、すぐにわかりましたよ(*^^*)
きららちゃんと一緒にがんばっていらっしゃる記事、
私も他人事とは思えずに読んでいました。
としこさんがコメントしてくださったように、何が正しくて何が違うのか、ということはなく、どれも一つの方法だと思うのです。
ねーちゃんが点滴や強制給餌を嫌がらずに受け入れてくれる子だったら、私も最後の最後までがんばっていただろうと思います。
でもねーちゃんはそれらを望まないというか、ほとんど拒否に近い反応しかなかったので、こちらの選択肢をとりました。嫌なことがなくなって、怒ったりすねたりしないで日々を過ごしてくれているのが嬉しいです。
今はただ、最後までこのまま穏やかに過ごせますように、それだけを祈っています。
2021-07-10 Sat 20:15 | URL | ハッブル [ 編集 ]
しろぱんさん、こんばんは。
実は点滴を始めた頃から、ずっと考えていました。
隔日の点滴が続いて、ねーちゃんが怒ったりすねたりしてる時間の方が圧倒的に長くなって、その分私の辛さもずっと続くようになって、私の方がもう限界だったのかもしれません。
ぴーちゃんもなーちゃんも、避けることなく、でも構いすぎることなく、そっと見守ってくれています。
しろぱんさんも、見守ってくださっているんですね。ありがとうございます。
2021-07-10 Sat 20:20 | URL | ハッブル [ 編集 ]

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